【完全版】ぬいぐるみの捨て方

■捨てるのに抵抗がある……

もう邪魔になったから、捨ててしまおう!と決意したものの、ぬいぐるみはなんだか抵抗を感じますよね。
人によっては捨てるのに罪悪感を覚えたり、かわいそうと思ったり、なかなか処分に踏み出せないもの。
とくに思い出がつまっていると、捨てようという気持ちにブレーキがかかって、そのまま何年もホコリをかぶっている、なんてことも。

この記事ではぬいぐるみを捨てたい人のための「捨て方」、罪悪感を覚える人のための「捨てる以外の処分方法」についてご紹介します。
注意点もありますので、ぜひ参考にしてみてください。

■ぬいぐるみの捨て方3選

・普通ごみとして捨てる
ぬいぐるみはたいていの場合、普通ごみに分類されます。
自治体のルールにしたがって、指定された曜日にごみとして出しましょう。
そのまま捨てるのに抵抗のある方は、感謝の気持ちを添えて、塩をかけてお清めしましょう。
▼注意点
ぬいぐるみの大きさによっては「粗大ごみ」になることがありますので、自治体のルールを確認しましょう。
また、中に詰めているものが「ガラスペレット」であったり、内部にモーターなどがある場合は、取り外してごみを分別する必要があります。

・不用品回収会社に処分してもらう
不用品回収会社に連絡して、取りに来てもらう方法です。
ゴミ出しと違って、自分の都合のつくタイミングに来てもらうことができるので、忙しい方や時間のない方には都合が良いでしょう。
▼注意点
回収物が少ないと料金が割高になる可能性や、業者によっては断られる可能性があります。
回収コストを考慮すると、業者側が損をしてしまうためです。
どちらかといえば、引っ越しなどの大量に物を処分するタイミングがいいでしょう。

・供養してもらう
各地には人形供養を行っている神社・お寺もあります。
単に捨てるよりも気持ちとしては楽かもしれません。
お近くに神社・お寺がある方は、人形供養を行っているかどうか調べてみましょう。人形供養を行っている神社・お寺が近くになくても、行っているところへ送ることもできます。
あまり知られていませんが、各地の「JA葬祭センター」では人形供養を行っているところもあります。
▼注意点
基本的に供養料・初穂料、送料がかかります。
一年に一度としている神社・お寺が大多数ですので、日付を忘れないようにしましょう。

■捨てる以外の処分方法

・売る
フリマアプリのほか、団体の行っている蚤の市に出店する、リサイクルショップに売るなどの方法です。
なかにはコレクターや趣味として集めている人もいるので、意外と買い手がつくかもしれません。
▼注意点
ぼろぼろで状態の良くない場合は、売れない可能性が高いでしょう。
ネット上でのやり取りでは、写真を偽ってしまうとトラブルに発展しかねません。
発送準備には時間がかかるほか、梱包資材費や送料などもかかるので、捨てるよりも手間を取られます。

・譲る
知り合いや親戚の子どもに譲る方法もあります。近くにいないなら、ジモティ―などのサービスを利用してもいいでしょう。
大事にしてくれると思うので、どうしても手放し難い、というならこちらを検討してみたほうがいいかもしれません。
▼注意点
あくまで相手が気に入って「欲しい」という気持ちがあることを前提としましょう。
ないままに押し付けてしまうのは、心象がよくありません。
また、渡す際はキレイな状態にしておきましょう。

・寄付する
ぬいぐるみを含めた生活に必要なものを集めて、発展途上国に送るNPO団体などがあります。
こちらに寄付すれば、大切にしてきたぬいぐるみが世界のどこかで、小さな子どもの親友になるかもしれませんね。
「ワールドギフト」
▼注意点
NPO団体など積極的に募っているところなら問題ありませんが、国内の児童養護施設への寄付は基本的に喜ばれません
職員の62%は「中古品の寄付は困る・断る」とアンケートで答えており、「現物が困る」は35%。現物の寄付がありがたいと思う割合はたった7%でした。子どもが欲しいと思うものとミスマッチが多いのです。
保育所・幼稚園のバザーでも出品される方もいますが、子どもがすでに気に入ったぬいぐるみを持っていることから、こちらもなかなか売れません。

■まとめ
ぬいぐるみはなくなると、意外とスッキリとします。
大きいものはたいていスペースを圧迫しているので、処分すると快適になるでしょう。

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