■不用品回収を頼んだら……
引っ越しや、故人の遺品整理で大量に物を処分する際、不用品回収を業者にお願いするかと思います。
確認作業を除き、回収作業のほとんどをお任せできるので、負担が少なくラクだったという声もあれば、なかにはだまされて高額請求されたケースも。
引っ越しも遺品整理も、非常に忙しい局面で行うために足元を見られがちです。
今回はトラブルを回避するための悪徳業者の見分け方と、被害に遭った場合の対応についてご紹介します。
今後、不用品回収を考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。
■不用品回収の悪徳業者による被害
悪徳業者による被害の多くは、高額な費用の支払いを迫られるというケースです。
代表的なのは、「無料回収」とうたっていたのに後から理由を付けて請求してきた、などです。
あいまいに見積りをして、実際に回収車へ載せたら規定量より多かったから、と金額を釣り上げたり、キャンセルしたらキャンセル費を請求したり。ありとあらゆる方法を使ってきます。
ほかに、回収したはずの不用品が不法投棄されており、警察から連絡が来たというケースもあります。
■悪徳業者の見分け方
被害に遭わないためにどのような業者を選べばいいのでしょうか。
不用品回収業は業界全体が真っ黒というわけではなく、まっとうに仕事をしている業者もいます。
悪徳業者の特徴をまとめましたので、この特徴に当てはまったら避けたほうが無難でしょう。
・チラシに書いてある業者
たまにポストをのぞくと、「不用品回収」チラシが入っているかと思います。
普通に回収してもらえる場合もありますが、無許可で行っている可能性がありますので、このような業者はオススメはしません。
・巡回している業者
街中で「不用品を回収します」と宣伝しながら移動している車を見たことはありませんか。
こちらも無許可で行っている可能性が高いので、避けた方がいいでしょう。
・「無料回収」と宣伝している
本来、不用品回収には費用が発生します。そうでないと、業者側に利益が発生しないからです。
高確率でぼったくられてしまうでしょう。
■優良業者の特徴
優良業者かどうかを見分ける基準はいくつかあります。これらの特徴があれば、検討してもいいかと思います。
・資格を保有している
ホームページなどで「古物商」や「一般廃棄物」、もしくは「遺品整理士」という資格が明記されていれば、信頼できるでしょう。「一般廃棄物」は取得が難しいので記載されていない業者もいますが、資格保有者に委託しているというケースもありますので、こちらは問題ありません。
・会社の所在地がわかる
住所、電話番号などが記載されていれば安心できるでしょう。
スタッフの写真もあれば、さらに信頼できます。
・実績や口コミがある
ネット上で会社名などを調べると、さまざまな情報が集まるかと思います。
自社サイト以外でも実績や口コミなどが掲載されていれば、確認してみてください。
・見積書の内容が明確
見積りをお願いして、その内訳が分かりやすく明記されていれば、優良業者でしょう。
あいまいに濁されるなどの対応があれば、手を引いたほうが賢明かもしれません。
■もし被害に遭ったら
「無料回収」を避けて有料でお願いしたのに高額請求された、という声もあります。
被害に遭った場合は、「消費者センター」もしくは「弁護士」に相談してみてください。
早い段階で処分に動いてくれるかと思います。
ただし、お金は戻ってこないものとして考えてください。
悪徳業者は証拠をつかまされないように多くの対策をしているので、お金のやり取りが発生したという事実を隠します。
どうしても取り戻したい場合は、弁護士に相談する際に見積り内容や明細、メールのやりとりなどを見せましょう。
■まとめ
不用品回収は業者選びに失敗しなければ、便利なサービスです。
引っ越しや遺品整理のほか、空き家の片づけ、生前整理などにもご検討ください。
静岡県を中心に愛知県、山梨県、長野県で不用品処分をお考えでしたら、LEAPEXにお任せください。
ご連絡をいただきましたら、お見積りを出させていただきます。
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